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<title>　　　　　　　   橘右之吉 Official Blog</title>
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<title>松山二番町「露口」</title>
<description> 「とっておきのバーがありますよ」と半纏染めの老舗「高虎」の高林さんが誘ってくれた。二番町の「露口」さんという，創業５０年を数えるお店である。松山に６年通っていて知らなかった。修業が足りない。どっしりした木のドアーを開けると，重厚なカウンター、懐かしいサントリーのCMソングが低く流れ，柳原良平画伯のアンクルトリスが壁を彩る。マスター，ママ，居並ぶお客さままでも私好みの素敵なバーだ。「この間，俳優の角野
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<![CDATA[ 「とっておきのバーがありますよ」と<br />半纏染めの老舗「高虎」の高林さんが誘ってくれた。<br /><br />二番町の「露口」さんという，創業５０年を数えるお店である。<br /><br />松山に６年通っていて知らなかった。修業が足りない。<br />どっしりした木のドアーを開けると，重厚なカウンター、<br />懐かしいサントリーのCMソングが低く流れ，<br />柳原良平画伯のアンクルトリスが壁を彩る。<br /><br />マスター，ママ，居並ぶお客さままでも私好みの素敵なバーだ。<br /><br />「この間，俳優の角野卓造さんからママに電話が入っている時に，<br />たまたま居合わせたんですヨ」と，高林さん。<br />「そんなら電話を入れて驚かせちゃおう」と，私。<br /><br />朝子ママに電話を入れて貰うと「なんで松山の露口に！」と<br />仰天する常連の角野さん。<br /><br />前々日に三津五郎さんと角野さんの話しが出たばかりだったので，<br />縁の不思議さに驚いていると，<br />今度は入り口に近いカウンターの隅にいらした，<br />恰幅のいい白髪の紳士が，立ち上がって近づいてくる。<br /><br />「愛媛朝日テレビの北村一明社長です」と，露口のご主人に紹介される。<br /><br />ざこばさん・鶴瓶さんの「らくごのご」の名プロデューサーで，<br />妹弟子の右佐喜を世に出してくださった恩人で，<br />兄弟子の右一郎さんとも親しい，業界のビッグネームである。<br /><br />もちろんお名前は存じ上げていたが，初対面。<br />まさか松山でお会い出来るとは思いもよらぬこと。<br /><br />飲むほどに，酔う程に，濃い話が始まった。<br />松山「露口」の縁は凄い。ハイボールも飛び切り美味い。 ]]>
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<dc:date>2009-10-10T23:37:13+09:00</dc:date>
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<title>羽田でひと悶着</title>
<description> いつもギリギリに駆け込む空港に，この日は比較的早目に着いたので，荷物を預けお茶を飲み，余裕をもって松山行きの搭乗ゲートに向かう。搭乗券をゲートの機械にかざすと，「待った！」がかかった。地上アテンダントが飛んで来て，私が先刻預けたスーツケースの中に，不審なものがあるというのだ。「開けさせていただいてよろしいですか」と，空港職員。「いいですよ」と，私。ガサゴソやって道具箱の中の，瓶やチューブに小分けに
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<![CDATA[ いつもギリギリに駆け込む空港に，<br />この日は比較的早目に着いたので，荷物を預け<br />お茶を飲み，余裕をもって松山行きの搭乗ゲートに向かう。<br /><br />搭乗券をゲートの機械にかざすと，「待った！」がかかった。<br />地上アテンダントが飛んで来て，<br />私が先刻預けたスーツケースの中に，不審なものがあるというのだ。<br /><br />「開けさせていただいてよろしいですか」と，空港職員。<br />「いいですよ」と，私。<br />ガサゴソやって道具箱の中の，瓶やチューブに小分けにし，<br />さらにビニール袋に入れておいた「漆」を引っぱり出した。<br /><br />「これはなんですか」「漆です」と私。<br />「内容表示が無い液体ですね」<br />「だから，小分けにした漆ですよ」<br />「かすかに揮発性と思われる臭いもします」と，<br />ビニール袋に鼻を突っ込んで，クンクンしている。<br /><br />「あんまり顔を近づけないほうがいいよ。」と私。<br /><br />結局，電話にかじりついて，あっちこっちに連絡が始まった。<br />マニュアル大事が佃煮にするほどココにはいるらしい。<br />定刻は過ぎても，全く要領を得ない。<br />えらそうな人も駆け寄ってきた。<br /><br />「預かってもらって松山空港で受け取ることは出来ませんか」と私。<br />「成分不明の液体ですので乗せられません。破棄していただきたい」<br /><br />「だから漆だって何度も言ってるでしょう。商売道具ですよ」<br />「ご自身で破棄してください」<br /><br />おいおい，なんだ，そりゃあ。あんまりだ。<br /><br />「破棄しないと，松山行きの便に乗れないということですね」<br /><br />泣く泣く破棄して大幅に遅れて機内に。<br />先に乗っていた乗客の「白い目」にさらされる。<br /><br />「冗談じゃねぇ。私のせいじゃねぇ」<br /><br />少量の液体は大丈夫と聞いていたが。。。<br /><br />松山空港に着いたら，空港で呼び出された。<br />馬鹿丁寧で慇懃無礼な言い訳の手紙が届いていた。 ]]>
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<dc:subject>仕事日記</dc:subject>
<dc:date>2009-09-28T02:11:49+09:00</dc:date>
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<title>山帰り奉納本番（３）</title>
<description> 「山帰り」と謳うからには「お参り」をしようと、１７日には開演前に「下社」を目指す。大和屋の揃いの浴衣で，納め太刀を担ぎ，一同で参拝に繰り出す。クロックスに足元を履き替えての道中である。林家はな平さん，たけ平さんも同行だ。私も当初は威勢がいいが，日頃の運動不足がたたり，ケーブル駅に着いた頃には，膝はガクガクで，息も上がり，汗が吹き出していた。体力の衰えを実感してしまった。下社で用意の木太刀を奉納し，
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<![CDATA[ 「山帰り」と謳うからには「お参り」をしようと、<br />１７日には開演前に「下社」を目指す。<br /><br />大和屋の揃いの浴衣で，納め太刀を担ぎ，一同で参拝に繰り出す。<br /><br />クロックスに足元を履き替えての道中である。<br /><br />林家はな平さん，たけ平さんも同行だ。<br /><br />私も当初は威勢がいいが，<br />日頃の運動不足がたたり，ケーブル駅に着いた頃には，<br />膝はガクガクで，息も上がり，汗が吹き出していた。<br /><br />体力の衰えを実感してしまった。<br /><br />下社で用意の木太刀を奉納し，正式参拝を済ませる。<br /><br />「昨日拝見しました」、「後で見に行きますよ」と<br />声をかけてくださるお客さまも多く，<br />来てよかったとしみじみ思う。<br /><br />帰途，大山寺に参拝，ご住職が護摩をあげて下さる。<br /><br />この護摩がなんとも大迫力で，早間の太鼓のリズムに驚いた。<br /><br />たけ平さん、はな平さんらは落語「愛宕山」に登場する<br />「かわらけ投げ」に，ここで挑戦したとのこと。<br />こういう体験が後で芸に生きてくるのかなと思う。<br /><br />急ぎ能楽殿に戻って準備に掛かり，<br />１７日の奉納公演も大盛況のうちに幕となった。<br /><br />ご尽力いただいた皆様に心から感謝申し上げたい。<br /><br />「山帰り」を終えたら１２日間の四国暮らし。<br /><br />即日、松山にひとっ飛びである。<br /> ]]>
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<dc:date>2009-09-25T23:31:57+09:00</dc:date>
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<title>山帰り奉納本番（２）</title>
<description> 「山帰り奉納」の２日間は三津五郎さん一家も家族総出である。長男の巳之助くんは揚げ幕や舞台転換、長女の守田奈央さんは影アナ担当、次女の幸奈さんはフィナーレに使う撒き手拭いの用意と大忙しであった。終演後，高円宮妃殿下とご一緒する晩餐会があり、三津五郎丈らと出席。至福の時間が流れる。終わってから，宿舎の「山荘なぎさ」へ。奇しくもこの日は巳之助くん２０才の誕生日だったので、「田酒」で，遅い時間に泊まりの皆
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<![CDATA[ 「山帰り奉納」の２日間は三津五郎さん一家も家族総出である。<br /><br />長男の巳之助くんは揚げ幕や舞台転換、<br />長女の守田奈央さんは影アナ担当、<br />次女の幸奈さんはフィナーレに使う撒き手拭いの用意と大忙しであった。<br /><br />終演後，高円宮妃殿下とご一緒する晩餐会があり、<br />三津五郎丈らと出席。至福の時間が流れる。<br /><br />終わってから，宿舎の「山荘なぎさ」へ。<br /><br />奇しくもこの日は巳之助くん２０才の誕生日だったので、<br />「田酒」で，遅い時間に泊まりの皆で乾杯。<br /><br />みんな，すぐには寝そうもない。<br />心地よい酔いが全身を包んだ。 ]]>
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<dc:subject>仕事日記</dc:subject>
<dc:date>2009-09-23T21:11:56+09:00</dc:date>
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<title>山帰り奉納本番（１）</title>
<description> ９月のスケジュールは超過密だった。恒例になっている，勘三郎さんの名古屋「平成中村座」五軒長屋への出展が月の前半。途中で戻って三津五郎さんの「山帰り奉納」である。昨夜来の雨も上がった１６日，車で相州大山へ向かう。海老名サービスエリアで一休みしていると，坂東三津衛門さんや木遣りをお願いしている頭の皆さんと遭遇。みんなリハーサルの時間を気にして，早めに動いているようだ。会場で準備に取り掛かると，出演者，
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<![CDATA[ ９月のスケジュールは超過密だった。<br />恒例になっている，勘三郎さんの<br />名古屋「平成中村座」五軒長屋への出展が月の前半。<br /><br />途中で戻って三津五郎さんの「山帰り奉納」である。<br />昨夜来の雨も上がった１６日，車で相州大山へ向かう。<br /><br />海老名サービスエリアで一休みしていると，<br />坂東三津衛門さんや木遣りをお願いしている頭の皆さんと遭遇。<br />みんなリハーサルの時間を気にして，早めに動いているようだ。<br /><br />会場で準備に取り掛かると，出演者，関係者も続々到着。<br />開演前に下社参拝に向かうお客さまも来はじめている。<br /><br />正藏師のご母堂，根岸のおかみさん，<br />海老名香葉子さんも会場にみえたので先ずご挨拶。<br /><br />楽屋にも沢山の方が顔を出す。<br />なんやかやと気も急くうちに本番直前，会場はすでに満員だ。<br /><br />高円宮妃殿下をお迎えして開演である。<br /><br />林家たけ平さんの開口一番，<br /><br />目黒宮司　三津五郎丈　林家正藏師　そして私との座談会<br /><br />江戸消防記念会第五区六番組頭中の木遣り<br /><br />林家正藏師匠の落語「大山詣り」の奉納<br /><br />そして三津五郎丈念願の歌舞伎舞踊「山帰り」の奉納<br /><br />手拭い撒きと手締めでお開きとなる番組<br /><br />暮れなずむ能楽殿は神秘的で，何とも言えない趣きだった。 ]]>
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<dc:subject>仕事日記</dc:subject>
<dc:date>2009-09-20T23:26:18+09:00</dc:date>
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<title>山帰り奉納</title>
<description> 明日から山帰りが始まる。この歴史的なイベントに関して、まずはオフィシャルサイトやスポンサーでもあるニフティーさんのブログを見てもらいたい。当日の様子などはまた後日。
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<![CDATA[ 明日から山帰りが始まる。<br />この歴史的なイベントに関して、<br />まずは<a href="http://www.yamagaeri.com/" target="_blank" title="オフィシャルサイト">オフィシャルサイト</a>や<br />スポンサーでもあるニフティーさんの<a href="http://yamagaeri.cocolog-nifty.com/" target="_blank" title="ブログ">ブログ</a>を見てもらいたい。<br /><br />当日の様子などはまた後日。 ]]>
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<dc:subject>仕事日記</dc:subject>
<dc:date>2009-09-15T23:13:01+09:00</dc:date>
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<title>雨雲をも吹き飛ばした『山帰り奉納』成功祈願の「お練り」</title>
<description> 雨降山の雨雲が消えると、坂東三津五郎「山帰り」奉納成功祈願の大山阿夫利神社下社を目指して「お練り」が始まりました。先程来の空模様が嘘の様な青空に、お日様もお練り見物か顔を出し、「晴れ男」面目躍如のお練り道中が、地元阿夫利睦の皆さんの金棒が刻む、独特のリズムで進みます。雨上がりの新緑を背景に「坂東三津五郎さん江」「林家正蔵師江」と幟が上がり、手拭い招きが行く手の参道に掲げられています。参道のあちこち
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<![CDATA[ 雨降山の雨雲が消えると、<br />坂東三津五郎「山帰り」奉納成功祈願の<br />大山阿夫利神社下社を目指して「お練り」が始まりました。<br /><br />先程来の空模様が嘘の様な青空に、<br />お日様もお練り見物か顔を出し、<br />「晴れ男」面目躍如のお練り道中が、<br />地元阿夫利睦の皆さんの金棒が刻む、独特のリズムで進みます。<br /><br />雨上がりの新緑を背景に<br />「坂東三津五郎さん江」「林家正蔵師江」と幟が上がり、<br />手拭い招きが行く手の参道に掲げられています。<br /><br />参道のあちこちで「大和屋！」「十代目！」の掛け声がかかり、<br />両側のお店に顔見せのご挨拶のたび、飛び切りの笑顔が溢れます。<br /><br />広重の「名所江戸百景」にある、色違いの手拭い招きが翻る、<br />浮世絵のような風景が眼前に広がり、大山が一瞬江戸に染められました。<br /><br /><br /><br />大山阿夫利神社の目黒宮司様はじめ、<br />地元阿夫利睦の皆さんが今日のお練りのために、<br />昨日来の雨のなか、準備してくださったと伺い、<br />ご苦労に感激、心より感謝いたしました。<br /><br />大山の方々をはじめ、<br />幟や手拭い招きを協賛していただいた皆様、<br />お練りに間に合うように染め、仕立ててくださった職人さん達、<br />お忙しいなかお練りにご参加いただいて<br />景気をつけていただいた皆様、大勢のお力添えがなければ、<br />「お練り」は実現出来なかったと思います。<br /><br /><br />本当に、ありがとうございました。<br /><br /><br />帰りには下社から伊勢原の町がくっきりと望め、<br />心が洗われるようで、ご神徳を体感しました。<br /><br />雨雲をも吹き飛ばすこのパワーを９月の当日に、<br />そのまま持って行きたいと感じた１日でした。<br /><br />（山帰り奉納<a href="http://yamagaeri.cocolog-nifty.com/blog/" target="_blank" title="公式ブログ">公式ブログ</a>より） ]]>
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<dc:date>2009-06-16T23:18:39+09:00</dc:date>
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<title>大山の番頭さん</title>
<description> 落語「大山詣り」や、清元の「山帰り」で有名な、相州大山。夏になると毎年同じ日に、うちの講中の大山詣りがあった。祖父が講元、父も世話人の一人になっていて「東京御宝講」という。「戦時中もお参りにいっていたんだ」と、祖父が話していたのを覚えている。大山でお世話になる先導師の内海さんを、家では「御師（おし）」と呼んでいた。御師は私を大変可愛がってくださって、私も御師が大好きだった。東京以外に寄る辺の無い我
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<![CDATA[ 落語「大山詣り」や、清元の「山帰り」で有名な、相州大山。<br /><br />夏になると毎年同じ日に、うちの講中の大山詣りがあった。<br />祖父が講元、父も世話人の一人になっていて「東京御宝講」という。<br />「戦時中もお参りにいっていたんだ」と、<br />祖父が話していたのを覚えている。<br /><br />大山でお世話になる先導師の内海さんを、<br />家では「御師（おし）」と呼んでいた。<br />御師は私を大変可愛がってくださって、私も御師が大好きだった。<br /><br />東京以外に寄る辺の無い我が家にとって、<br />大山の内海さんのところがいわば帰省先、<br />私の「故郷」である。<br /><br />私の中学、高校時代、<br />夏休みの大半は「大山」に宿題持参で、<br />お手伝いに行くのが「お決まり」だった。<br /><br />薪でお風呂を沸かしたり、布団の上げ下げ、<br />拝殿や社務所までのお使い、お膳運び、履物の整理，<br />行衣の片付け等々、いろんな仕事があり、<br />ちょっとした番頭さん気分だった。<br /><br />そんな思い出多い大山の地。<br /><br />今年９月１６、１７日の２日間、<br />大山阿夫利神社社務所能楽殿で、<br />友人の坂東三津五郎丈が、歌舞伎舞踊「山帰り」を奉納する。<br /><br />坂東流の家の踊りともいえる「山帰り」を、<br />大山阿夫利神社に奉納するのは、<br />十代目襲名時から心願としをていた企画。<br /><br />これまた五季の会の仲間でもある林家正藏師匠も<br />落語「大山詣り」を奉納口演で参加する。<br /><br />私も「番頭」として、裏方でお手伝いだ。<br />時間があったら是非大山に来ていただきたい。<br /><br />６月６日には、奉納成功祈願の「お練り」が、催行される予定だ。<br /><br />詳細が決まったら、また書き込みたい。<br /> ]]>
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<dc:subject>仕事日記</dc:subject>
<dc:date>2009-04-30T22:53:50+09:00</dc:date>
<dc:creator>uno3</dc:creator>
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<title></title>
<description> 現在、日本橋三越「味と技の大江戸展」に出展中。見慣れない番号が携帯に着信した。出ると「右之さん、哲明です」中村勘三郎さんからだ。勘三郎さんは今月は芝居がお休み。海外からの国際電話である。「いま何処」と私。「ヨルダンにいるんだけど、大変なんだよ」話を続ける中村屋は、かなりのハイテンションである。わざわざの国際電話、大事件発生と思いきや。勘「ヨルダンの国王が、そっくりなんだよ」右「誰に」勘「なぎらさん
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<![CDATA[ 現在、日本橋三越「味と技の大江戸展」に出展中。<br /><br />見慣れない番号が携帯に着信した。<br />出ると「右之さん、哲明です」<br /><br />中村勘三郎さんからだ。<br /><br />勘三郎さんは今月は芝居がお休み。<br />海外からの国際電話である。<br />「いま何処」と私。<br />「ヨルダンにいるんだけど、大変なんだよ」<br />話を続ける中村屋は、かなりのハイテンションである。<br />わざわざの国際電話、大事件発生と思いきや。<br /><br />勘「ヨルダンの国王が、そっくりなんだよ」<br />右「誰に」<br />勘「なぎらさんにさ、驚いちゃった。」<br /><br />ヨルダン国王となぎら健壱が同じ顔をしていると興奮している。<br /><br />右「そんなに似てるの」<br />勘「同じ顔してる。なぎらさんに教えてやって」<br />右「国王の写真を撮って来て欲しい」<br />勘「もちろん。ヨルダンのお札にも国王の顔がのっている」<br />右「そのお札が欲しいな」<br />勘「持って帰るよ。修ちゃん（文扇堂）にも<br />　　教えてやろうと思って電話したんだけど、出ないんだよ」<br /><br />興奮を堪えきれず、この発見を教えたくなって、<br />思いの丈の国際電話となったようだ。<br /><br />帰ってくるのが楽しみだ。<br />早速なぎらさんに教えてやろう。 ]]>
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<dc:date>2009-03-14T22:08:28+09:00</dc:date>
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<title>伊達の都、仙台へ</title>
<description> ２月の半ば、「杜の都」に久しぶりに伺う。２月16日（月）から23日（月）まで、仙台三越「全国職人技展」に出展することになった。お近くの方は、本館７階ホールを覗いて頂きたい。仙台には、もう２０年以上前になるが、「青葉まつり」の折りに伺ったことがある。亡くなった古今亭志ん朝師匠はじめ、先代の雷門助六師匠ら、住吉踊りご連中と一緒のお仕事。数日間にわたり、仕事が終わると飲みかつ食べ、極上の楽屋話を楽しませてい
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<![CDATA[ ２月の半ば、「杜の都」に久しぶりに伺う。<br /><br />２月16日（月）から23日（月）まで、<br /><a href="http://sendai.mitsukoshi.co.jp/index.html" target="_blank" title="仙台三越「全国職人技展」">仙台三越「全国職人技展」</a>に出展することになった。<br /><br />お近くの方は、本館７階ホールを覗いて頂きたい。<br /><br />仙台には、もう２０年以上前になるが、<br />「青葉まつり」の折りに伺ったことがある。<br /><br />亡くなった古今亭志ん朝師匠はじめ、<br />先代の雷門助六師匠ら、住吉踊りご連中と一緒のお仕事。<br />数日間にわたり、仕事が終わると飲みかつ食べ、<br />極上の楽屋話を楽しませていただいた。<br />思い出深い場所である。<br /><br />皆が若く、志ん朝師匠も勿論お元気だった。<br />なんとか時間を作って、<br />おぼろげな記憶を頼りに、仙台の街を歩いてみようと思う。 ]]>
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<dc:date>2009-02-10T01:26:20+09:00</dc:date>
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<title>看板犬「タク」の死 </title>
<description> ２００９年２月５日午前４時５０分うちの看板犬「タク」が１６才で死んだ。飼い主に似ず、穏やかな性格で、無駄吠えを一切しなかった。近隣の皆様にも可愛がられ、散歩の時も「タクちゃん」と声を掛けられると立ち止まり、「可愛い！」という声に「自分のこと？」と、反応していた。事務所にいらしたお客様を静かに迎え、打ち合わせの時も脇にいて、静かに聞き耳を立てている。唯一例外は、兄弟分の「なぎら健壱」。彼が遊びにくる
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<![CDATA[ ２００９年２月５日午前４時５０分<br />うちの看板犬「タク」が１６才で死んだ。<br /><br />飼い主に似ず、穏やかな性格で、<br />無駄吠えを一切しなかった。<br />近隣の皆様にも可愛がられ、<br />散歩の時も「タクちゃん」と声を掛けられると立ち止まり、<br />「可愛い！」という声に「自分のこと？」と、反応していた。<br /><br />事務所にいらしたお客様を静かに迎え、<br />打ち合わせの時も脇にいて、静かに聞き耳を立てている。<br /><br />唯一例外は、兄弟分の「なぎら健壱」。<br />彼が遊びにくるたび、驚いたことに彼の足を抱えて腰を使い発情していた。<br />タクは、なぎら健壱に雌犬を感じたのかもしれない。<br /><br />私が仕事をしていると脇に座り、<br />書いたものを床に置いても、<br />踏まないよう器用に避けて事務所のなかを動き回っていた。<br /><br />昨年10月に体調を崩し、お腹が妙に張っているので、<br />かかりつけの獣医さんに連れて行くと、<br />川崎にある最先端医療の「日本動物高度医療センター」を紹介される。<br /><br />早速伺って診察治療をうけるが、<br />MRI画像を撮ると腎臓の片方が癌化し、<br />信じられないくらい巨大化しているのが判る。<br /><br />癌化した腫瘍が他の臓器をかなり圧迫していて、<br />「歩き回っているのが信じられないです」と言われてしまう。<br />そして「年齢的にも手術は無理です」とのこと。<br /><br />「どのくらい生きられますか」の私の問いには、<br /><br />「判りません。１週間後かもしれないし、１月後かもしれない。<br />　いまは腫瘍がうまく動脈や静脈をさけていますが、今後はなんとも云えません。<br />　穏やかに最後を迎えさせてやっては」といわれ、しょうことなしに連れ帰る。<br /><br />以来、寝袋を事務所に持ち込んで寝泊まり。<br />年末年始は酒席も多く、内心ドキドキで事務所に帰っていた。<br />あれから３ヶ月、一昨日まで距離は短いが散歩もしていて、<br />よく頑張ったが……。タクの体が、だんだん冷たくなってゆく。<br /><br />合掌<br /><br />可愛がっていただいた皆様に心から御礼申し上げる。 ]]>
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<dc:subject>仕事日記</dc:subject>
<dc:date>2009-02-05T20:56:12+09:00</dc:date>
<dc:creator>uno3</dc:creator>
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<title>綱渡りの日々</title>
<description> 遅ればせながら「明けましておめでとうございます」耐久レースのような１月。ブログもままならず、汗顔の至り。元日は、恒例の勘三郎丈宅と三津五郎丈宅にお年賀に出掛けて、お決まりの酒宴。のんびりとしたお正月気分は、この日だけ「一日限定」である。翌２日から12日まで日本橋三越に実演出展、連日夜８時まで缶詰状態が続き、疲れもストレスも半端じゃない。こんな最中でも、遅れても勘弁してくれそうな新年会やパーティには、
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<![CDATA[ <span style="font-size:large;">遅ればせながら「明けましておめでとうございます」</span><br /><br />耐久レースのような１月。<br />ブログもままならず、汗顔の至り。<br />元日は、恒例の勘三郎丈宅と三津五郎丈宅にお年賀に出掛けて、<br />お決まりの酒宴。のんびりとしたお正月気分は、<br />この日だけ「一日限定」である。<br /><br />翌２日から12日まで日本橋三越に実演出展、<br />連日夜８時まで缶詰状態が続き、疲れもストレスも半端じゃない。<br /><br />こんな最中でも、遅れても勘弁してくれそうな新年会やパーティには、<br />出来るだけ出席している。<br /><br />紫綬褒章を貰った勘三郎さんを驚かせようと、<br />内緒で仲間が仕組んだ「サプライズパーティ」をはじめ、度々出掛けた。<br /><br />「草臥れているのに、能天気」、「とっとと帰ったら」と、<br />云われそうだが、仕事を離れたところで世間話、馬鹿話に興じるのが、<br />私流のストレス解消法でもある。<br /><br />休みをとらずに、13日からは昨年来頼まれている新店舗用の書き物に着手。<br /><br />今月末には、浅草オレンジ通りの「行列の出来る店」で有名な、<br />人気店「まぐろ人」の地階に、鍋料理専門店のオープンが決まっているから<br />本当に時間が無く、書きながらもハラハラのし通しである。<br /><br />浅草オレンジ通りでは「もり銀」さん、「外源堂」さんに続いて、<br />３店目の「鍋・まぐろ人『なべや』」という、<br />私の文字を看板にしたお店が生まれる。<br />開店を控えメニューの「試食」もさせていただいた。<br />仕事冥利に尽き、嬉しいオマケである。<br /><br />止むなく年を越してしまった仕事を順にこなしながら、<br />この間にも打ち合わせ、そして会合やら新年会やらが、<br />昼夜を問わずにドッとあって、空けておいた時間が埋まってゆく。<br />風邪でもひいたら大変だ。<br />ここ数年は体力と気力で乗り切る「睦月」となっている。 ]]>
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<dc:subject>仕事日記</dc:subject>
<dc:date>2009-01-28T10:04:55+09:00</dc:date>
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<title>古い熊手はどうしたら？</title>
<description> ここ４０年ほど前から、前の年に買った熊手を、重たい思いをして、わざわざ浅草の鷲神社まで持ってくる、不思議な連中が増えた。子供のころは、こんな光景はなかった。熊手は本来暮れに入れ替えるもの。暮れまで残った余福、まだある余慶をあっさり捨てるとは、なんともわからないし、もったいない。酉の市を詠んだ、江戸の俳人宝井其角の句に「春を待つ　事の始めや　酉の市」と、ある。春を迎える祭礼神事で、暮れに飾る鏡餅と同
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<![CDATA[ ここ４０年ほど前から、<br />前の年に買った熊手を、重たい思いをして、<br />わざわざ浅草の鷲神社まで持ってくる、不思議な連中が増えた。<br /><br />子供のころは、こんな光景はなかった。<br />熊手は本来暮れに入れ替えるもの。<br />暮れまで残った余福、まだある余慶をあっさり捨てるとは、<br />なんともわからないし、もったいない。<br /><br />酉の市を詠んだ、江戸の俳人宝井其角の句に<br />「春を待つ　事の始めや　酉の市」と、ある。<br /><br />春を迎える祭礼神事で、暮れに飾る鏡餅と同じように、<br />大掃除を済ませてから新しい熊手を、商売繁昌を祈り、<br />東か南に熊手の表面を向けて飾る。これが本寸法である。<br /><br />それまで新しい熊手は、風呂敷でも掛けてしまっておく。<br /><br />「古熊手はどうするの」と、時々聞かれるが、<br />伝統的な木と竹と紙の、自然素材の熊手なら、<br />バラバラにして古い注連縄やお札と一緒に、<br />近くの氏神様で暮れに焼いてもらう。<br /><br />一年間乾燥させているから簡単に燃える。<br /><br />手間かけて浅草に持ってくることは無い。<br /><br />ただ、発泡スチロールを使ったり、<br />プラスチック素材の混じる熊手は、<br />すっぱりあきらめて、暮れにゴミとして出すより仕方ない。<br /><br />お炊き上げに持って行っても、プラスチックの達磨同様断られるし、<br />無理に火に入れようものなら、有毒な煙が出て危険だし怒られる。<br /><br />神社によっては、「熊手お断り」と納め所に書いてあるのは、このためだ。<br /><br />他の土地の酉の市に行ったことは無いが、<br />浅草同様に古熊手の山があるのだろうか。どうなんだろう。<br /><br />もし、あっちでも、こっちでも断られた古熊手を<br />持って行き場が無くて、浅草に担ぎこんでいるのだったら、こりゃ大変だ。<br /><br />飾り方、始末の仕方を、きちんとお客に教えるのも熊手屋の仕事である。 ]]>
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<dc:subject>仕事日記</dc:subject>
<dc:date>2008-12-10T18:55:19+09:00</dc:date>
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<title>荒神山の勝っあん</title>
<description> 浅草酉の市に手伝いに行き、思い出したことがある。物心がつく前から、私は熊手と一緒に売り台の上に載せられていた。半世紀以上前の話だ。その頃うちに出入りしていた若い衆（わかいし）の話である。若い衆と、いってもかなり高年齢の爺さんたちだが、鳶の家ではいくつになっても「わかいし」と呼ぶ。うちではそんな人たちのことを「源氏梅の源さん」「小源氏の松っあん」「荒神山の勝っあん」などと呼んでいた。その昔流行った素
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<![CDATA[ 浅草酉の市に手伝いに行き、思い出したことがある。<br /><br />物心がつく前から、私は熊手と一緒に売り台の上に載せられていた。<br />半世紀以上前の話だ。<br />その頃うちに出入りしていた若い衆（わかいし）の話である。<br /><br />若い衆と、いってもかなり高年齢の爺さんたちだが、<br />鳶の家ではいくつになっても「わかいし」と呼ぶ。<br /><br />うちではそんな人たちのことを<br />「源氏梅の源さん」「小源氏の松っあん」<br />「荒神山の勝っあん」などと呼んでいた。<br />その昔流行った素人相撲の四股名が、そのまま名乗りになったという。<br /><br /><br />「源さん」は酒が好きで、飲み過ぎては酉の市の店で、よく居眠りをしていた。<br />お客様から「この熊手はいくらだい」と聞かれると、<br />「２円だけど１円５０銭に負けとくよ」と、<br />お客も驚く時代錯誤の値段を言い出し、<br />親父も「こりゃダメだ。早く家に帰してやんな」と呆れていた。<br /><br />釣りが名人級の源さんは、親父が病気と聞くと「頭に鯉を食べさせて」と、<br />たびたび生きた大きな鯉を持って見舞いに来てくれた。<br />顔は般若みたいだったが根はやさしい爺さんだ。<br /><br /><br />「松っあん」は頭にタオルで鉢巻きをした上に、<br />大きな竹籠に沢山の熊手を入れたものを乗せて両手で支え、<br />つっかけ草履で鷲神社の境内を、まだまだ元気に動き回っていた。<br />半纏を着た爺さんの大原女である。<br /><br /><br />「荒神山の勝っあん」はすごい。<br />大学出の息子さんは官僚で、運転手付きの黒塗りの車で家に来て、<br />「湯河原に親父の隠居所を作りました。これから楽をしてもらいます。」と、<br />挨拶をして際物商売が好きな勝っあんを連れて行った……。<br />「立派な息子を持って、勝っあんは幸せだ」と、<br />祖父や親父が話していたのも束の間で、<br /><br />ひと月もすると「頭、モトをすこし貸してください」と、<br />風呂敷包みに半纏を入れた勝っあんが現れる。<br />お金を借りて「青梅」や「金魚」などシーズニングの商材を選び、<br />一日振り売りの商いをしてくる。<br /><br />勝っあんは上野、下谷、根岸あたりの旅館などが旦那場で、<br />そこに持って行って売りきってくる商売上手。<br /><br />借りたお金を返すと、気が大きくなり大好きな「お酒」である。<br />挙げ句は酔っぱらって年甲斐の無い「荒神山」の名の通りの喧嘩沙汰。<br />物堅い息子さんが青くなって、「親父がお邪魔していませんか」と、<br />居なくなるたびに何度も迎えに来ていた。<br /><br /><br />個性的で素敵な爺さんたちのインパクトは強烈だ。<br />あんな年寄りになってもいいな。<br /> ]]>
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<dc:subject>仕事日記</dc:subject>
<dc:date>2008-12-05T18:49:57+09:00</dc:date>
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<title>振り出しは、お江戸日本橋</title>
<description> 年末の１２月３０日（火）から新年１月１２日（月）まで日本橋三越本店で、『日本の職人「匠の技」展』に例年通り出展する。お正月休みは返上だ。ここ数年、初仕事は日本橋が振り出し。江戸っ子にとっては縁起がいい。お蔭さまでお馴染みも増え、いらっしゃるお客様のお顔も覚え、楽しみな催事のひとつとなっている。老舗ならではのお客様が多く、毎年初売りは心浮き立つ賑わいをみせる。正月の吉例を知って、友人が家族で買い物が
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<![CDATA[ 年末の１２月３０日（火）から新年１月１２日（月）まで<br />日本橋三越本店で、『日本の職人「匠の技」展』に例年通り出展する。<br /><br />お正月休みは返上だ。<br /><br />ここ数年、初仕事は日本橋が振り出し。<br />江戸っ子にとっては縁起がいい。<br /><br />お蔭さまでお馴染みも増え、いらっしゃるお客様のお顔も覚え、<br />楽しみな催事のひとつとなっている。<br /><br />老舗ならではのお客様が多く、毎年初売りは心浮き立つ賑わいをみせる。<br /><br />正月の吉例を知って、友人が家族で買い物がてら顔を出してくれる。<br />これも正月休みの催事ならではの楽しみだ。<br /><br />ポスターの写真撮りが近々あるが、ご担当の話が奮っている。<br /><br />「前回撮った写真を使おうと思いましたが、やはり深みを増したムニャムニャ」との言。<br />おいおい、そりゃ爺ィになったってことかなとは思いながらも、承諾。<br /><br />ポスターに顔が載るのは、訳もなく恥ずかしいもので、<br />前回も、大きく引き伸ばされた自分の顔の前を通るのは、<br />面映く、遠回りして地下鉄の電飾看板の前を通らないようにしていた。<br /><br />役者さんや俳優さんは特に気にしている様子も無いが、どうなんだろう。<br />今度聞いてみようと思う。 ]]>
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<dc:subject>仕事日記</dc:subject>
<dc:date>2008-12-01T00:00:51+09:00</dc:date>
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<title>ありがとうございます</title>
<description> 浅草の盛り沢山で飛びっ切りの二ヶ月が、平成中村座の豪勢な桜吹雪とともに終わった。千秋楽のカーテンコールで勘三郎さんから「２０１２年には５ヶ月間中村座を浅草で」と、挨拶があった。これまでも多くの夢を実現してきた中村屋の台詞だ。きっと夢では終わらせないよう、言葉に出して次の目標を掲げ、自身を鼓舞しているのだろう。「この元気は貰わなくちゃ」と、桜吹雪の中で深呼吸した。同じ空間でこの空気を共有している、こ
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<![CDATA[ 浅草の盛り沢山で飛びっ切りの二ヶ月が、<br />平成中村座の豪勢な桜吹雪とともに終わった。<br /><br />千秋楽のカーテンコールで勘三郎さんから<br />「２０１２年には５ヶ月間中村座を浅草で」と、挨拶があった。<br /><br />これまでも多くの夢を実現してきた中村屋の台詞だ。<br />きっと夢では終わらせないよう、言葉に出して<br />次の目標を掲げ、自身を鼓舞しているのだろう。<br /><br />「この元気は貰わなくちゃ」と、桜吹雪の中で深呼吸した。<br /><br />同じ空間でこの空気を共有している、この瞬間がうれしい。<br />思えばこの二ヶ月間、もちろん奥山風景への出店もあったが<br />これまでになく足繁く浅草に通い、沢山の出会いを頂き、<br />多くの皆様に大変お世話になった。<br /><br />心からお礼申し上げたい。<br />本当に、ありがとうございました。 ]]>
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<dc:subject>仕事日記</dc:subject>
<dc:date>2008-11-25T21:59:57+09:00</dc:date>
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<title>博多・天神落語まつり</title>
<description> １１月１日、２日の両日は「博多・天神落語まつり」で、福岡銀行大ホールに伺う。落語界の第一線で活躍する噺家３０人による落語イベント「博多・天神落語まつり」が１０月３１日から１１月２日までの３日間、福岡市中央区天神の福岡銀行本店大ホール、イムズホール、エルガーラホールの３会場で開かれる。このイベントのお手伝いである。昨年に続き２度目の開催で、今年は鈴々舎馬風師匠（落語協会会長）、桂歌丸師匠（落語芸術協
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<![CDATA[ １１月１日、２日の両日は「博多・天神落語まつり」で、<br />福岡銀行大ホールに伺う。<br /><br />落語界の第一線で活躍する噺家３０人による<br />落語イベント「博多・天神落語まつり」が<br />１０月３１日から１１月２日までの３日間、<br />福岡市中央区天神の福岡銀行本店大ホール、<br />イムズホール、エルガーラホールの３会場で開かれる。<br /><br />このイベントのお手伝いである。<br /><br />昨年に続き２度目の開催で、<br />今年は鈴々舎馬風師匠（落語協会会長）、<br />桂歌丸師匠（落語芸術協会会長）、<br />桂三枝師匠（上方落語協会会長）、と、<br />東西の落語界を束ねる３人がそろい踏み。<br /><br />立川流や落語芸術協会、円楽一門の真打ち披露もあるそうだ。<br /><br />プロデューサーは、三遊亭楽太郎師匠。<br /><br />これだけの規模の落語会が東京以外で開かれるのは珍しい。<br /><br />関連イベントとして、１１月１、２日に３会場で寄席文字実演が催され、<br />福岡銀行本店大ホールは私が、<br />兄弟弟子の右橘さんと右龍さんは<br />別会場（イムズホール、エルガーラホール）を担当する。<br /><br />浅草奥山風景開催中なので、ゆっくり出来ず、<br />前日の夜に乗り込んで<br />２日の夜の飛行機で急ぎ帰京となるのがなんとも残念である。 ]]>
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<dc:subject>仕事日記</dc:subject>
<dc:date>2008-10-15T23:45:27+09:00</dc:date>
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<title>７年ぶりの浅草おどり</title>
<description> 浅草芸者衆による、第２３回浅草おどりが１０月２８日、２９日に、浅草公会堂で開催される。今回は浅草寺本堂落慶５０周年記念、浅草大観光祭に協賛して開催される。日頃の稽古の成果をご覧いただく、７年ぶりの花舞台。のぼり、ポスター、チラシ、ミニ千社札シールなど制作物をはじめ、いろいろと作り物も多く、打ち合わせで浅草見番に伺うたび、こちらにも気合いが伝わってくる。浅草芸者衆のプロデュースしたTシャツが、見番に
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<![CDATA[ 浅草芸者衆による、第２３回浅草おどりが<br />１０月２８日、２９日に、浅草公会堂で開催される。<br /><br />今回は浅草寺本堂落慶５０周年記念、<br />浅草大観光祭に協賛して開催される。<br /><br />日頃の稽古の成果をご覧いただく、７年ぶりの花舞台。<br /><br />のぼり、ポスター、チラシ、ミニ千社札シールなど<br />制作物をはじめ、いろいろと作り物も多く、<br />打ち合わせで浅草見番に伺うたび、こちらにも気合いが伝わってくる。<br /><br />浅草芸者衆のプロデュースしたTシャツが、見番に見本で飾ってあった。<br />黒地に白で浅草おどりのロゴマークが<br />大きく入った結構なものが出来上がっている。<br /><br />ちなみにこのシンボルは私のデザインである。<br /><br />今回は、今までに無い動きが生まれている。<br />準備にやらなければならないことは山積みだが、楽しみだ。<br /><br />詳細は下記でご覧いただきたい。<br /><br /><a href="http://www.asakusageisha.com/" target="_blank" title="見番">見番</a><br /><br /><a href="http://ameblo.jp/asakusageisha/" target="_blank" title="浅草おどりブログ">浅草おどりブログ</a>　 ]]>
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<dc:subject>仕事日記</dc:subject>
<dc:date>2008-10-10T23:25:22+09:00</dc:date>
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<title>浅草奥山風景と平成中村座</title>
<description> 浅草奥山風景が１０月１日から始まった。浅草寺本堂落慶５０周年を記念して浅草で様々な行事がある。江戸の盛り場を甦らせた「浅草奥山風景」もその一つ。本堂西側に江戸の町並みが作られ、１０月１日オープニングのテープカットを迎えた。１１月２５日までの５６日間、期間限定で、諸職が技と味を供して、江戸情緒を盛り上げている。私が出店するのは１０月２１日から１１月１７日の期間、文扇堂さんのと入れ替わり、店を開く。奥
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<![CDATA[ 浅草奥山風景が１０月１日から始まった。<br />浅草寺本堂落慶５０周年を記念して<br />浅草で様々な行事がある。<br /><br />江戸の盛り場を甦らせた「浅草奥山風景」もその一つ。<br />本堂西側に江戸の町並みが作られ、<br />１０月１日オープニングのテープカットを迎えた。<br /><br />１１月２５日までの５６日間、期間限定で、<br />諸職が技と味を供して、江戸情緒を盛り上げている。<br /><br />私が出店するのは１０月２１日から１１月１７日の期間、<br />文扇堂さんのと入れ替わり、店を開く。<br /><br />奥山風景の期間は、お馴染み中村勘三郎丈の<br />「平成中村座」の公演期間とも重なる。<br /><br />１０月２日初日の終演後、誘っていただいて<br />勘三郎丈一家、久里子お姉さん、片岡亀蔵丈、文扇堂さん、<br />お弟子さんたちと食事を一緒にした。<br /><br />呑み、酔うほどに、中村屋秘蔵のエピソードが<br />次から次へと披露される。<br />止まらないし、なんとも「たまんない」ひと時、<br />中村屋夜噺独演の贅沢である。<br /><br />同席した次代を担う役者さんの、<br />いずれ血となり肉となるいい話、<br />そして、内緒話の数々。<br /><br />文扇堂の修さんも一緒に、勘三郎丈の話に聞き入る。<br /><br />同じ空間で、同じ空気を吸っている幸せを感じながら、<br />浅草の夜は更けてゆく。 ]]>
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<dc:date>2008-10-03T22:44:02+09:00</dc:date>
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<title>待っていたとは有り難ぇ</title>
<description> 松山三越に出展しているお仲間半纏・高虎の高林さん、江戸千代紙・いせ辰の高橋さんらと祝谷という場所にある日本料理屋「小椋」さんに食事に行く。女将さんが「彦星さん、いらっしゃい」と、出迎えてくださる。年に一度の逢瀬である。此処「小椋」さんは高林さんに「おいしいお店があります」と連れて行かれたのが最初で、三越そばの繁華街から祝谷に移る際、「看板を作りたい」と、ご主人に頼まれお手伝いしたお店である。ご主人
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<![CDATA[ 松山三越に出展しているお仲間<br />半纏・高虎の高林さん、江戸千代紙・いせ辰の高橋さんらと<br />祝谷という場所にある日本料理屋「小椋」さんに食事に行く。<br /><br />女将さんが「彦星さん、いらっしゃい」と、出迎えてくださる。<br /><br />年に一度の逢瀬である。<br /><br />此処「小椋」さんは高林さんに<br />「おいしいお店があります」と<br />連れて行かれたのが最初で、<br />三越そばの繁華街から祝谷に移る際、<br />「看板を作りたい」と、ご主人に頼まれお手伝いしたお店である。<br /><br />ご主人自ら釣り上げた天然の鮎や鰻が、待っている。<br /><br />お店のしつらえ、心配りも行き届き、<br />おいしい料理に至福の時間が流れてゆく。<br /><br />鮎の塩焼きをいただいた後、<br />思いつきで残った背骨を我が儘を言って<br />改めて「骨」を再度、塩焼きにして頂き、かぶりついた。<br />思った通り、鮎独特の野趣溢れる味が楽しめた。<br /><br />残ったものは何も無いので、呆れられたことだろう。<br /><br />帰りはご主人に松山城の堀端まで車で送っていただいた。<br />丸橋忠弥を気取ってホテルまでブラブラ歩きである。<br /><br />お城がライトアップされていて美しい。<br />お堀の水鳥も寝入っている。 ]]>
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<dc:date>2008-09-28T18:46:50+09:00</dc:date>
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