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江戸尻取り(その2)

江戸尻取りについて、前回に続き……

斉藤月岑著「武江年表」の慶応三年五月の項に、
「文字鎖の童謡おこなわる」とあるのは、
前述の江戸尻取りであるに違いない。

明治維新後に、六代目桂文治が高座で始めたともいい、
当時の一枚摺(天連嘉羅富)にも

「東京の子ども、ぼたんにからししたけにとら、
         というしりとりをいいはやす」とある。

五代目菊五郎が、この江戸尻取りを読み売りする姿の錦絵もあり、
広く人口に膾炙したのだろう。
人気で続きも作られる「大象も止まる」の続きは

丸い卵も切り様で四角 角にゃ出やせぬ窓の月
月の八日はお薬師さまよ よろい兜に槍一本 

ほんに小粋で良い男 どこだの達磨の縁の下      
舌切り雀はちゅうちゅうで 忠義は大星由良之助 

すけのつぼねは壇ノ浦 裏の窓から蒟蒻玉投げた 
投げた枕にとがはない 泣いてだますは女郎の手管

九段の坂は飯田町 松は高砂首尾の松 
つまらないとて悪気は出すな 波に千鳥に鶴には日の出 

出鱈目万八うそ八百 百じゃ世間が渡られぬ
濡れ手で粟のつかみ取り 見取り選取り何でも四文 

紋はたしかに三ツ柏 私ゃ本郷へ行くわいな 
田舎者だと云わんすけれど 止めてとまらぬ色の道 

ちろり徳利酒の燗 神田鍛冶町でかね叩く 
苦界十年はな衣 ころも(子供)の喧嘩に親が出た 

旅は道連れ世は情け

これで全部。
ところどころ地口尻取りになっているところもある。
「江戸尻取り」は、乙な文句の宝庫である。
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