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一富士二鷹三茄子……

いとうせいこうさん、文扇堂の荒井修さんと暦作成委員会で、
目黒燕子花に向かう車中、
初夢の話題となり、思い出せなかったのが、
「一富士、二鷹、三茄子、四扇」に続く「五番目」のもの。

このあとに「六座頭」が続くが、何としても五番目が出ない。
記憶の隙間に紛れ込んだらしく、どうしても思い出せない。
物知りの二人に聞いても、出てこない。
こうなると、歯にものが挟まったままいるようなもので、
なんともすっきりしないでいた。

帰ってからの愛犬タクとの散歩で、
本駒込天租神社までいって、ようやく思い出した。

「五煙草」である。

古川柳では「初夢」ではなく
「駒込は 一富士二鷹 三茄子」とある。
駒込で高名なお富士さまの富士塚、
鷹匠の屋敷(天租神社から駒込病院あたりにあった)、
駒込名産の茄子を、うまく詠み込んでいる。

初夢に見ると縁起が良いというものは、
家康公ゆかり駿河国での高いものを並べたというが、

一富士は、日本一の霊峰富士の山。不二は無事に通じる。
二鷹は、愛鷹山とも、「高く昇る」強く賢い大鷹をさすともいわれ、
三茄子は、初物の走りの茄子の高い値段と、物事を「成す」の意。
これに続くのが、四扇で末広がりの繁栄を見立て、
五煙草は煙で昇運の気を表し、
五座頭は剃髪の按摩さんは、
茄子のように毛が無いので「怪我無い」の洒落である。

一二三の意味を、
四五六で見立てを変えて繰り返したもので、
江戸の言葉遊びである。

曽我兄弟、赤穂義士など三大仇討ちを指すとの説は面白いが、
江戸時代の初期から「一富士二鷹…」があるとすると、無理がある。

「五煙草」を思い出したら、栓が抜けたらしく、いろいろ思い出してきた。
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