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急ぎの「消し札」は香港行き

去年の暮れに、浅草の友人の関さんと築地の鮪仲卸「やま幸」さんの連名で、
「大間の鮪」を頂戴した。
ありがたく、おいしくいただこうと、
早速ミシュランにも選ばれた、神楽坂の名料亭「うを徳」さんに持ち込み
友達の誼で萩原信男さんに、包丁を頼みこんだ。

拙宅で、マンガ界の大御所、ちばてつや先生、高井研一郎先生らと、
恒例の、浅草寺の除夜の鐘を撞きに行く前のひとときに、
これまた、あとで弁天山で合流する友人のなぎら健壱さんからの頂き物、
天城の本山葵を添えて、みんなで美味しくいただいた。

至福の年越しから二ヶ月……

その「やま幸」さんから「消し札」を作って欲しいとの依頼があった。
取引先の香港の「I寿司」社長ご夫婦にプレゼントしたいとのこと。
この方は、香港に10数店、日本には赤坂に寿司店を構える人。
お店も連日大盛況らしい。
この社長さんは香港の大富豪で、
このところマスコミにも度々取り上げられ、
今年の初荷の鮪を最高値でセリ落した有名人でもある。
いまや世界のSUSHI種も、築地発だ。

表に、「魚がし丸」を入れて欲しいとのこと。
魚がし丸とは籠字の一態で、縁起の飾り文字。
12ミリの丸のなかに、黒の本漆で三本髭の「し」で括り、
「魚」と「が」を書き、仕上げに朱の漆で「朱鏡」を、余白に注す。

細い筆だけで一気に線を書くのだが、心身ともに調子の良いときに、
この「魚がし丸」のような、根を詰める仕事に取り掛かるようにしている。
集中力の持続が、出来、不出来に出る、いわば「怖い仕事」の一つだからだ。

「申し訳ありませんが、急ぎで……」この一行がFAX末尾にあった。

早速取りかかるが…

消し札の漆は、適度な湿度を保つ葉巻のヒュードルに入れ、乾きを待つ。
それでも自然乾燥だからどうしても日数がかかる。

I寿司にも行ってみたいが、仕上がらないとねぇ。
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